SONY MDR-EX1000のレビュー

2018年4月19日木曜日

SONY MDR-EX1000 レビュー

t f B! P L

特徴



金属蒸着ではない液晶ポリマー振動板を使用した唯一のイヤホン。
時代が流れても変わらない良さを感じさせる銘機です。

Shure掛けを基本とした装着感は割と良好。
頑張れば普通のイヤホンの様に装着することも一応可能です。

付属品はこれでもかという数のイヤーピースに豪華なケース。
ケーブルも長短2本を標準装備というよくばりセットになっています。


音質

基本として明瞭なフラット傾向の音質です。
ただ中高音に若干ピーク感があり、低音も重く響くタイプではありません。
ER4タイプのハッキリした中音・中高音を楽しむモデルですね。


周波数特性が多くの場所で公開されています。

innerfidelityさん

ソノベさん

他にも多くの方が検査されていますが、大抵において全域フラットで4kHz帯の一番刺さる音域にディップがあり、5.6kHzにピークがあるというグラフになっています。


個人的な聴覚上の音圧

重低音 ☆☆☆
低音  ☆☆☆
中音  ☆☆☆☆
中高音 ☆☆☆☆
高音  ☆☆☆


まとめ

他にこれほど中音から中高音の明瞭さをもったダイナミック型イヤホンを知りません。
単純なドンシャリではない高音質はかなり珍しいと思います。

ただ低音の量感を求めるなら強くオススメはしません。
EarPodsの方がその点では明らかに勝っています。

手持ちのイヤホンで似た音質傾向なのはER4Pでしょうか。
あれよりはしっかり低音が出るのでER4シリーズに低音が足りてないと思う方にはオススメ。


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