SONY MDR-Z1000の再レビュー

2019年8月23日金曜日

SONY MDR-Z1000 レビュー

t f B! P L

再購入



MDR-M1ST発売のビックウェーブの中ですが、あえてMDR-Z1000の2機目を購入しました。


初代は購入後すでに7年使っているのでさすがにイヤーパッドにもガタがきてしまいました。
ただこのイヤーパッドを買い換えるのなら片側8,000円なので両側で16,000円。

その上にケーブルも一本10,000円なので長短二本で20,000円です。
すでにこれだけで36,000円なのでもうこれは新品を買ったほうがお得という判断に。

ヨドバシさんでもおおよそそれくらいのお値段で買えるので、本体の代金はいくらなんだろうと常々気になっています。



音質など







音質に関してはあまり変化がありませんが、やはり新品のイヤーパッドはいいですね。
しかしイヤーパッドの値段だけは本当になんとかならないものかと思います。


色々なヘッドホンを購入してきましたが結局これに敵うカマボコはありませんでした。
ヘッドホン界の別寅といって過言ではないでしょう。
色々な機器を知っていると逆にこの普通な音の魅力に惹かれると思います。


音が刺さらず低音と高音はなだらかに落ちている、明瞭でリアルな音
瀟洒なジャズバーで音楽を楽しむようなそんな音色です。
耳へのダメージが少なそうなバランスなので楽器を演る方にもオススメしたい。



ただ2つ目を購入したことでちょっとした問題が。
ケーブルの音質が後から購入したものと先に購入したもので違うのですよね。

生産地が先に購入したものはMade in Chinaで後はMalaysiaになっています。
エイジングによるものか、生産地によるものなのか少し様子を見てみましょう。



まとめ


オススメの点

  • 他に類の無い音質
  • 歯擦音が耳に刺さらない
  • 10年販売されてきた実績
  • ソニーのスタジオモニターヘッドホン

微妙な点

  • わかりやすいドンシャリではないので良さが分かり辛い



今後どんなヘッドホンが発売されても変わらないであろうマイリファレンスヘッドホン。
生産終了になるなら更にもう一つ購入すると思います。


振動板が液晶ポリマーの50mmで金属蒸着されていないヘッドホンはこれだけなのですよね。
正直金属を蒸着すると妙に高音が強くなって聴き辛い気がしています。

MDR-M1STはそもそも液晶ポリマーですらない様子。
ドライバーも40mmなのでどうなんでしょうね。


しかしケーブルによる音質の違いだけは本当に気になります。
ケーブルはエイジングがかなりの影響を及ぼす可能性を考慮にいれねばならないのかも。

MDR-Z1000の音質の考察 MDR-Z1000のレビュー

注目の投稿

お気に入りイヤホンランキング 2023年

最新記事

最新のコメント

QooQ