SRS-XB33
SONYのBluetoothスピーカーのXBシリーズ3兄弟。
その次男坊SRS-XB33を購入してみました。
SRS-XB40からのこのシリーズのファンなのですが、これはもう完成と言えるレベルの製品かもしれません。
これ以上改良するならデザインと光り方くらいしか無いのではないかと。
それくらい機能性や音質は洗練されています。
SONYさんの製品は3世代ユーザーが買い支えると完成に近いものが出てくる印象。
TWSも1000X・1000XM3・1000XM4で高い完成度を得ています。
SRS-XB40で感じていた不満点はほぼ解消されているので買い替えに選んでも間違いなさそうです。
少し使い込んだので、感想文程度ですがレビューをしてみたいと思います。
特徴
XB23との大きな違いはLEDがピカピカと光ることでパーティ感を演出するパリピ御用達スピーカーになっていること。
実際思った以上に光り輝き楽しい気分にさせてくれます。
兄貴分のXB43はさらにド派手に光りますがまたそれは次回ご紹介しましょう。
重量が1kgと大きめのペットボトルといった感覚になっているので持ち運びには若干の重さを感じるかもしれません。
ただ一般的なポータブルスピーカーとしては適度なサイズ感と重さでこれをサイズの基準と考えても良い手頃感だと思います。
ボタンの配置がXB23と違い非常に洗練されています。
リンク系のあまり使わないボタンは裏の隠れたところに配置され、電源・音量・ベースブースト・Bluetoothのボタンだけが上部に配置。
縦置きもできますが、SONYのロゴの配置を見る限りこれは横置きで使ってほしいスピーカーなのでしょう。
この機種は別にiPhoneとの接続充電端子も付属しています。
音の出るポータブルバッテリーとして仕様することができるかも?
(※XB23では残念ながら充電できませんでした)
音質
この機種もデフォルトでBASSブーストが掛かっていて低音が少し強めの音質。
ただ振動板が大きいおかげかXB23よりも高音の物足りなさは感じませんし、下手にイコライザをいじるとバランスが狂う印象。
XB23より完成度の高い音と考えて頂いて間違いないと思います。
厳しくみれば重低音も超高音も落ち込んでいてHi-Fiとは言い難い音質ではあります。
ただとても聞きやすい音質に調整されていますし音が悪いと感じる方は少ないのではないかと思います。
2Wayに必ずあるクロスオーバー周波数の問題もありませんし振動板一発の良さが感じられる音質です。
ただセパレートタイプではありませんし、サイズも小さいので音場は狭めです。
特にパッシブラジエーター(サイドの振動板)の音質が個人的にお気に入り。
これは実際に音がでているところを触れて感じてみて頂きたいのですがずっしり体に響く音がします。
低音はやはり耳というより体で感じるものなのかもしれないなと思わされます。
個人的な聴覚上の音圧
重低音 ☆
低音 ☆☆☆☆
中音 ☆☆☆
中高音 ☆☆☆
高音 ☆☆
まとめ
いいとこ
- 光って派手なパーティ仕様
- 防塵防滴防錆
- 長めのバッテリー持続
- 接続の安定性
- 1kgの軽量・小サイズ
- 低音の量感
びみょうなとこ
- 音場は狭い
値段も1万円中盤と非常に手頃でお求めやすいスピーカー。
正直このサイズ・この価格でBluetoothスピーカーを探すならまず第一候補になるであろう機種です。
XB23はこれよりポータビリティに振っていて、何より光らないので個人的な推しはこちら。
XB43のほうが確かに高音質なのですが、大きく重いですし悩みどころではあります。
ただ勿論XB43もとてもいい機種なので次回褒めちぎりたいとは思っています。
私は古いタイプのオーディオ好きなので、このサイズでこんな高音質なスピーカーがワイヤレスで使えるだけで感動が止まらないのが本音。
スマホとスピーカーでこれだけ聞けるなら半端な高級オーディオは有線イヤホンのように駆逐されてしまうかも…と危惧してしまうほどです。
本当にXB23とXB43の丁度中間に位置すると言えるバランス型な本機。
XB43とどちらを購入するかほとんどの方が悩むことになるかもしれません。
単純な音質ですとXB43かなーと思わなくも無いですが、用途と置き場所で選ぶと良いかも?
特に今はキャンペーン中なので非常にお得になっています。
LinkBudsを購入された方はついでに本機もいかがでしょう。
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