オーディオテクニカ　インシュレーターAT6099

スピーカーの下に設置することで振動を安定させる足をインシュレーターと呼びます。

必須とは言いませんがあると音質の改善がみられることもあるので私は設置を推奨。

サイフの10円玉を使うなどは古くからの賢者の知恵です。

インシュレーターの理想は重く・滑らずにスピーカーとの接面が少ないことだと個人的には思います。

木材や石材など色々使用される素材はありますがやはり理想的なのは金属ではないかと。

ただ金属単体では滑るのでどうしても粘性のある素材との複合が必要だと思います。

その点、重い金属+ゴム材のこのハイブリッドインシュレーターは理想に近い出来なのでは。

裏面のゴムが個人的に評価が高いです。

音質

低音の振動が雑味なくスッキリします。
味がなくなると感じる人もいるかもしれません。

中高音や高音は量感を増すように感じますが、これはスピーカー位置が上がってポジションが変わるからかもしれません。
基本耳の位置にツイーター・スコーカーが来るように設置するのが基本のようです。

わかりやすい変化はありますがこれが好きかどうかは好みでしょう。
ただ私は色々試しましたが結局このAT6099がベストバランスに感じました。

単にゴムの上に設置したときと比べると減衰特性に雲泥の差があるようです。

音質

高いインシュレーターは多数ありますが、ブックシェルフ型ならばこれで十分だと思います。
ただスペック上の耐荷重が5kgなのでそれ以上の重さのスピーカーですともう少しどっしりした製品を使ったほうが良いかも。

今は大型スピーカーが流行る時代でも有りませんしソニーが提唱しているようにSA-Z1のような卓上スピーカーが主流になるかもしれません。
卓上スピーカーに使うならこの製品はベストマッチですのでぜひお試しいただきたい。