特徴
JVCのTrue Wireless イヤホンのHA-A10Tを購入してみました。
某有名価格サイトでも人気のある機種で価格もかなり手頃なので、同価格帯のTW-E3Aと比較しながらレビューしてみたいと思います。
付属品の内容はイヤーピースと充電用のケースとシンプル。
充電ケースは少し大きめですが割と堅牢な作りで安定感があります。
IPX5相当の防水性能も備えているので、シャワー程度の水圧なら問題なく使用できます。
左右の違いもわかりやすく装着感も良好です。
通信形式はSBCのみでAACは無し。
これは少し寂しくこの時点でTW-E3Aに音質的には劣ります。
使用チップはRealte製のRLT8763Bで、Qualcomm製QCC3026のTW-E3Aとは全く違うようです。
音質
TW-E3Aに似ていますが、こちらのほうがシャリシャリ感が強いドンシャリ。
私はTW-E3Aのほうが落ち着いていて好みです。
特性グラフをみても3kHzの目立つ音が少し弱めで、高音に特徴的なピークがあります。
基本似通った音質なのですがA10Tのほうが音が刺さるように感じられます。
接続方式の違いなのかもしれませんし悪い音ではないのですが、音質的には特にオススメする部分はありません。
個人的な感覚上の音圧
重低音 ☆☆★
低音 ☆☆☆★
中音 ☆☆☆
中高音 ☆☆☆
高音 ☆☆☆
使用機器:iPhone・NW-A55・iMacなど
測定環境:カプラー30mm イヤーピースノーマル 普段使いの音量
まとめ
オススメな点
- 価格が安い
- IP5の防水
微妙な点
- 若干シャリつく音質
HA-A10Tが悪いわけではないのですが、それでもTW-E3Aをオススメしたい。
ただA10Tの高音が好きという方もおられて然るべきだと思います。
True Wirelessとしてこの価格で防水までついてこの音質はコスパでいえば確かに最強かもしれません。
防水に関しては本当にソニーさんには見習って頂きたい。
装着感と左右の見分けがつく形状はTW-E3Aより上だと思います。
ノイズキャンセリング無しで良いならこれで十分と思わせる作りです。
欲をいえば次回作ではAACに対応だけはしていただきたいところ。
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