SONY MDR-EX255のレビュー

アンダー3000円のイヤホン界に颯爽と登場したfinalのE1000。

EarPodsはあれはもう別格なので比較対象にはしないとして、他のアンダー3000円と比べてどのようなものか気になり、SONYのMDR-EX255を購入してみました。

本体のサイズが小型で軽量なのでEX255の装着感は非常によく、音漏れも少ないと思います。

イヤーピースは今までの緑色の軸のソニー製ではなく、灰色で少し材質が違い柔らかい感じのものが付属しています。

低音強めでボーカルは弱め、中高音・高音もあまり響くタイプのイヤホンではありません。ただ歯擦音が刺さる感じではないのは良いですね。似ている音質としてはE3000ですが、やはりEX255はボーカルが落ちてるのが個人的には好みではありません。低音の魅力で押すイヤホンですね。

個人的な感覚上の音質低音　　☆☆☆☆中音　　☆☆中高音　☆☆★高音　　☆☆


E1000とはこれはもう比較するまでもありません。ボーカルから中高音がまともな音質のE1000のほうが好みです。低音はEX255の方が強いのですが中音に若干かぶって濁っているように聞こえるのが弱点。典型的な低音ズンドコイヤホンと言えます。

確かにE1000はU3000なら一番おすすめできるイヤホンなのかもしれません。

他にE1000に対抗できそうなイヤホンも探してみたいところですが、基本極端なドンシャリが多い価格帯なので中音域がまともに聞けるイヤホンはなかなかないのかもしれませんね。

E1000の実力を感じた今回の比較。EarPodsはカナル型でもありませんし、あれはもう比較対象から外したほうが良いかもしれません。

というわけで本ブログではU3000のカナル型ならば、現時点ではE1000一択だと思っています。