SONY MDR-Z1000のレビュー

2016年10月21日金曜日

SONY MDR-Z1000 レビュー

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特徴




ソニーさんが2010年からスタジオユースとして発売しているヘッドホン。
メーカー初の液晶ポリマー搭載機です。
これは新しい機種たちと違いアルミニウムコーティングがされていない液晶ポリマーが採用されています。

装着感は若干側圧が高い気もしますが十分に良いレベル。
イヤーパッドの内径が小さいのは気になるかもしれません。

MDR-1シリーズほどでは無いですが、問題ないフィット感だと思います。
重量も軽いので長時間使用も可能です。


もう購入して6年程使用していますが殆ど劣化のない堅牢性。
この頑丈さは特筆に値します。
MDR-CD3000もこの頑丈さがあればよかったとしみじみ。


音質

各所で公開されている周波数特性をみても、基本的に重低音と超高音が若干落ちこんでいる特性のようです。
聴覚上でも重低音が少なめかな?と感じると思います。

4kHz辺りにディップ(下降)があり10kHzあたりに音のピークがあります。
詳しくはMDR-Z1000の周波数特性を測定しておられるページを参照してください。

聴覚上では十分フラットに感じられると思いますが割と特徴ある音質。
ありきたりなリスニング用のドンシャリではありません。
音質に関してはまた別の記事でまとめてみましょう。


個人的な感覚上の音質

重低音 ☆☆★
低音  ☆☆☆★
中音  ☆☆☆★
中高音 ☆☆☆☆
高音  ☆☆☆

まとめ

発売から6年経っていますが、未だに色褪せないマイリファレンスヘッドホン。
一番使用時間も長く重宝しています。

勿論リスニングにはもっと低音や高音が出て欲しいという意見もあるでしょう。
ただ長く使えばZ1000のフラットな良さが解ってもらえると思います。
個人的に一押しのヘッドホンです。

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