B&W P7のレビュー

2017年3月19日日曜日

B&W P7 レビュー

t f B! P L

B&Wのヘッドホン


ノーチラスで有名なB&Wのヘッドホン。
ヘッドアーム部のネジリが非常に素敵な逸品です。

B&Wは2016年に韓国のメーカーに買収されてしまったようです。
前体制での最後のモデルといえるかもしれませんね。



特徴

折りたためるので携帯性は高め。
音漏れも少なく小型なので外でも使えるヘッドホンかもしれません。

装着感も悪くなく、ケーブルも交換可能なので保守性も良いと思います。
ただ海外製品なのでパーツは割高かもしれません。

重量も重いと軽いのギリギリで、これ以上重いと長時間の使用は難しいかも。
290gで抑えた開発チームには感謝です。



音質


低音から中高音までの可聴域は非常にフラットに綺麗に聞こえます。
特に中高音のキレは素晴らしい。

高音が若干甘いので、高音がイマイチな録音や機器を使ったときに荒が目立たず、コレはコレで良いと思います。
機器の性能差は分かり難いかもしれませんが音楽を聞くにはベストかもしれないバランスです。

良く言われているようにこのヘッドホンはバーンインが必要だと思います。
少し鳴らし込んでから評価してもらうのがよろしいかと。


個人的な聴覚上の印象

重低音 ☆☆☆
低音  ☆☆☆☆
中音  ☆☆☆☆
中高音 ☆☆★
高音  ☆☆



まとめ

基本MDR-Z1000が好きなので余り他を褒めることはありませんがこれは良いです。

余計な高音があまり強くない為、音楽を楽しむ目的ならある意味Z1000を超えているかもしれません。
ただ機器のチェックや、高音が綺麗な録音ではやや劣るところがあります。

本当にこの見た目の良さは見事です。
しかしイヤーパッドの装着感だけはかなり人を選びます。
私はこれが苦手でした。


コンセプトが似ているMM400は気になるところ。
また機会があれば購入してみましょう。


(売却済)

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