ケーブルの比較とエージング
一本は何百時間とエージングされていて一本は全くの新品です。
調べてみたところ製造国がChinaとMalaysiaで違いますが、見た感じの品質は変わりません。
最初この2本は誰でも聞き分けできる程度に音質が違いました。
それこそブラインドでも判別できるような気がする程。
ですのでとりあえず新しい方を使い込んで音質の変化がないか確かめてみました。
100時間ほど使用した今は、この2本のどちらを使っているか聞き分けることは不可能に感じます。
これが多分ですがエージングされた・バーンイン出来たということなのだと思います。
逆にヘッドホン本体はケーブルが同じであればほとんど音質の差を感じることはありません。
最初から同じような音で違和感なく使えたと思います。
ほぼ私の印象だけで確固たる証拠やデータはまったくありません。
ただケーブルは少し使い込まないと音質が違うというのは経験則からは皆さん感じることだと思います。
まとめ
「新品の付属ケーブルの音質が悪い」これはオーディオ界隈でよく言われることです。
それは間違っていないと思います。
ただ少し使い込めば設計の意図した音質になるのではないかとも思います。
ケーブル同士を比較する場合は両方をよく使い込む必要があるのでは。
最初から振動する様に設計されている振動板のバーンインよりも、ケーブルのバーンインの方が重要だと主張したい。
とはいえ同じケーブルを2本用意して比較してみたのはこれが初めてです。
正直そこまでの確信があるわけでもないのでご意見ございましたらコメントおまちしております。
私の知っている範囲でですが……
返信削除素材の物理的特性として疲労というのがあります
これは素材の弾性範囲内で応力を幾度となく受けることで、素材そのものの原子配列が変わる歴とした物理学の結果になります
一般的にヘッドホン等のドライバーのバーンインは、素材の疲労により主に可動部の原子配列が変化し、弾性が弱く(柔らかく)なった状態のことをいいます
素材の性質が物理的に変化するため、音が変わらない方があり得ないのがドライバのバーンインになります
しかし、ケーブルにおいてそれらの変性は導体抵抗に集約されるため、抵抗値の変化以外の特性変化は無いと言えます(そもそも動体ではないので……)
ドライバのバーンインは物理的な変質によって証明されていますが、ケーブルのバーンインはプラシーボ効果でしかないと思われます
コメントありがとうございます。仰ることはごもっともなのですが、振動板は振動するように設計されていて電線はただの金属の線であるという差なのだと思います。
削除いずれにせよプラシーボであれなんであれ開封してから一日ほど慣らせば誰からも文句でないであろうというだけの話ですねー。