EAH-AZ40・AZ60の低遅延モード
頻繁にアップデートされる印象のあるEAHのTWSシリーズ。
最近ではマルチポイントのLDACモードが追加され本当に驚きました。
まあ正直できるなら最初から搭載してください感はないではないですが、普通はこんな大型アップデートはありえないだけに感謝の念も強いです。
そのアップデートで追加された機能に低遅延モードがあります。
これも地味に凄いモードでぜひご紹介したいと思います。
設定方法
スマートフォン用アプリAudio Connectで接続して、設定から接続の「音切れや遅延の抑制の設定」を選択。
「音の遅延をより抑える」を選択するだけで設定は完了です。
この設定でどの程度の遅延になるかですが、有志の方の調査によるとAZ60で200msを切るレベルのようです。
ゲーミング用のTWSを除けばほぼ最速で、遅延が最低レベルのAirPods Proよりもさらに早くよほどシビアな音ゲーム以外でならば問題無いレベル。
遅延を重視するならEAH-AZシリーズはオススメ出来ます。
これはデータが無く個人的な体感なのですが、AZ60よりAZ40は更に早い印象。
ゲームに使用するならAZ40を強く推したい。
「音切れをより抑える」だと遅延が600msと相当に遅くなる代わりに音切れがかなり抑えられます。
「自動」で使用すると330ms程度のようでこの数値だとほぼすべての人が遅延を感じると思います。
遅延の速度についてピント来ない人に向けて簡単な解説ですが、例えばボタンを押してから音が鳴るまでに当然遅れがあるわけです。
人間の反応速度だと遅延が早い人で150ms、遅い人で250ms程度あると言われています。
ですのでこの範囲に遅延が収まっていれば遅れていると感じにくいと思われます。
まとめ
特にゲーマーには福音となり得るレベルのいわゆる神アプデなのですが、あまり語られず残念に思っています。
Switchとの接続も問題なく行えて、一度ペアリングしてしまえばケースから取り出すだけで接続状態になります。
EAH-AZ60はWF-1000XM4やAirPods Proにも全く引けをとらない良いイヤホンです。
マルチポイント対応で装着感も普通ですし、イヤーピースの選択肢も広いので一番汎用性が高いモデルではないかと。
音質も私は好みですので是非一度お試し頂きたいと思います。
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