MDR-M1STのリケーブル

2019年9月7日土曜日

SONY MDR-M1ST ケーブル

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MDR-M1STをリケーブル





ヘッドホンとアンプを繋ぐケーブル。
これの線材や長さなどによって音質が変化するのはオーディオ界隈ではよく言われていることです。
MDR-M1STはMDR-CD900STと違いこのケーブルを交換することが可能で、音質を多少変化させることができるようです。

MDR-M1STの音質は低音が強く・高音がとても弱いということで間違いないでしょう。
これはあまりリスニングに向く音質でないのも確か。
それをケーブルを交換するだけで改善できるのか試してみました。


ケーブルの比較



MDR-Z1000の付属ケーブル。
7N(99.99999%)のOFC-リッツ線を使用した高純度な製品のようです。
これ単体を取り寄せればたしか1万円はしたはず。

M1STのケーブルに比べればスネアあたりの音圧が低く、高音の量感が強いですね。
ヘッドホン同士を比較したときの印象とよく似ています。
個人的にはM1ST純正より好印象です。





MDR-1A用に用意された3mのケーブルです。
銀コートOFC使用。
現在は販売終了のようですね。

低音と中高音の量感が強くドンシャリした印象のケーブル。
これも多少リスニング寄りになるので良いですね。
なかなかに好印象。


まとめ


正直聞き分けられているか微妙ですが、変わってるような気がしなくもないです。
本質的にヘッドホンの音の傾向が変わるほどではないですが多少の違いはあるように感じます。

逆にMDR-M1STのケーブルをMDR-Z1000で使用するとスネアあたりの音圧が上がり
高音の量感が落ちたように感じます。
ヘッドホンの音質傾向にケーブルが影響を与えているのもそれはそれで間違いないような気はします。


ただやはりヘッドホンの音が気に入らないときは基本リケーブルするより買い替えた方が確実です。
お気に入りのヘッドホンの音質に少しスパイスを加えたい位の気持ちでケーブルの交換はするべきでしょう。
ケーブルで音質の全てが改善傾向になるわけがありませんし、良くなる部分と悪くなる部分が基本あると思います。


というわけで結論としてはMDR-M1STにMDR-Z1000のケーブルを使うと音がいいので皆でMDR-Z1000を買いましょうという記事でした。


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