Final E500のレビュー

2020年3月29日日曜日

Final E500 レビュー

t f B! P L

特徴




AmazonかFinal公式ページで2,000円前後で買えるイヤホン。
値段に見合わない音質で評判が高い機種で気になっていましたが、E3000から低音を引いたような音というデータを検証するため購入してみました。

本体はプラスチックで当然ですが高級感は全く有りません。
装着感は他のEシリーズと同じく小型軽量で良好。

付属品はイヤーピースのみのシンプル構成。
これも値段を考えると当然で、むしろ破格の付属品と言えるでしょう。


音質








確かにE3000から低音を引いたような音質で間違い有りません。
E3000よりもフラット寄りで、E2000・E3000と同じような高音の落ち込みも有り若干ボワッとした音質。

ただ低音の量感が足りないと感じて音量をあげると、歯擦音が刺さるような気がします。
E3000と似ていますが低音が削れているのは個人的には致命的。


バイノーラルとしては所有しているER-4Bとの比較になりますが、中高音の明瞭さが無いので全くの別物だとは思います。
ただ私がASMRに不快感しか抱かないのでこれは個人差のある話ではあります。


振動板の前に大きなダクト孔が空いているのでE1000と同じくこれの効果で低音が減衰しているのだと思います。
なのでベースの音がE3000だというのは妥当な話です。


個人的な感覚上の音圧


重低音 ☆☆★
低音  ☆☆☆
中音  ☆☆☆
中高音 ☆☆☆
高音  ☆☆★


使用機器 :HAP-S1・NW-A55・SCD-XA777ESなど
参考にさせていただいたデータ:https://twitter.com/cyber_neuron/status/1240287820859637761


まとめ


オススメな点
  • 価格が安い


微妙な点
  • 低音が薄い
  • 歯擦音が刺さりやすい

2,000円としてのクオリティは十分にあると思いますが、同価格帯なら個人的にはEarPodsのほうが好みですしオススメもしたい。
バイノーラルとしての使い勝手の評価は専門家の方に譲りましょう。

音楽を普通に聞く用途ならE3000か碧Ligthを少し足してでもオススメします。
個人的には特にこれを買うメリットは価格以外に無い気がしました。

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