Beats Fit Proの特徴
意外に装着感と音質が悪くなかったので思わず購入してしまったBeats Fit Pro。
APPLEが買収したBeatsブランドが販売したイヤホンで、チップもAPPLE製が使われていてiPhoneやMACとの相性も抜群です。
実際iPhoneとのペアリングはかんたんの一言。
感嘆と簡単のダブルミーニングを思わず使いたくなる使い心地です。
ただApple AirPods Pro(以下AAPP)も同じなのでそこは驚きは無いと言えば無いです。
装着感は見た目の通りオーソドックスなカナルをウィングで固定するタイプ。
ここが最大の個性で、耳穴と上部でガッチリと装着できるのですが人によってはウィング部が痛い可能性もあります。
個人的には長時間使わなければ大丈夫でしたが、とにかく落ちないということを重視しないなら出っ張りは無いほうがやはり無難ではあります。
ノイズキャンセルは良好。
AAPPのような最高峰には及びませんがホワイトノイズはなく、ファンノイズなどは十分に減衰させられていると思います。
最近はノイズキャンセルなしのEAH-AZ40を使っていたのでやはりANCのありがたさを感じましたね。
外音取り込みは普通。
AAPPのような最高峰には及ばず一枚ベールがあるような音質ではありますが実用レベル。
外で使うならこの機能は絶対必須だと思います。
音質
詳しくは次回音質編でやりたいと思いますが、TWSらしいよくコントロールされたフラットな音質。
多少低音の量感がスッキリしている部分があり、そこが好みが分かれるところではありますが個人的には割と好きです。
刺さりやすい音域はよく抑えられ、3kHz付近にピークを用意して明瞭さが落ちないように工夫し、外耳道共振もよく抑えられた文句のつけ辛い音質。
AAPPとは少し違った音質なので使い分けもできると思います。
TWSの音質が有線より悪いと主張される方が多いですが、ノイズキャンセリングの存在やDACと振動板の一体開発などメリットもかなり多いです。
そういう意味ではクアルコムチップのOEMイヤホンなどは本当の意味では音質に拘りにくいのかも。
個人的な聴覚上の音圧
重低音 ☆☆☆★
低音 ☆☆★
中音 ☆☆☆
中高音 ☆☆☆★
高音 ☆☆☆
周波数特性は次回に。
まとめ
他のレビューサイトでされているような、AAPPと比較して低評価をつけるのは酷だと思います。
あれは最高峰のイヤホンですし価格も上なので、AAPPのノイズキャンセリングや外音取り込みなどとは流石に勝負にはなりません。
22500円(22年02月アマゾン調べ)で買えるノイズキャンセル・外音取り込み付きのイヤホンとしては間違いなく良い製品だと思います。
ウィング部分で固定できて落下しにくいのは強い利点で、スポーツ用に使うなら私はBeats Fit Proを選ぶと思います。
イヤーピースもノーマルなものが装着可能なので、AAPPのユーザーでもセカンド機として所有する意味はあるでしょう。
ただ装着感はウィングのために人を選ぶところはあるので、必ず試着してから購入するのをオススメ。
音質も低音がスッキリ引き締まっているという捉え方と多少痩せているという両方の捉え方があり、それはコインの裏表だとは思います。
あと一点、ケースが少し大きめなのも現物を確認するべきポイントですね。
EAH-AZ60やAAPPより優れているとは流石に言いませんが価値はあるイヤホン。
AAPPが発売されてから3年立ちますし、iPhoneユーザーはMark2が出るまでのつなぎに試してみるのも良いと思います。
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