Final E1000のレビュー

2018年12月15日土曜日

FINAL E1000 レビュー

t f B! P L

特徴



finalさんが若向けに低価格モデルで発売した意欲作。
ただツイッターの購入報告はなぜかオーディオマニアのおじさまが多いという話もありますが、まあ実際私もその例に漏れません。

ドライバサイズはそのままに、金属のハウジングをプラスチックに変更し低価格化を図っているようです。
その他も涙なしでは語れないコストカットが行われているのでしょうが、しかしそれでも付属品のイヤーピースは5種類と豊富。
耳掛け時のイヤーフックがないのだけが惜しいですね。


装着感は本体が少し太めで長く、E2000・E3000には劣る感じですが、軽量ではあるので割と良好。
暗がりでは左右の見分けが付き難いのは弱点かもしれません。



音質


中高音が明瞭なカマボコ。
高音も低音も量感がない珍しいレベルのカマボコです。

このカマボコの音質は正直若向きではないような気はします。
試しにTwiceやラブライブを聞いてみましたがボーカルだけ浮き立ってノリが悪い印象。
このタイプの音質は録音の良い楽曲にあってはいますが、アニメやPOPSなどはもう少しドンシャリしていたほうが良いかも?


アンダー3000円の価格帯にはEarPodsという王者もいますし、個人的には積極的に人に進められる感じではない気がします。
普通に低音が足りないと反応されると予想。


個人的な感覚上の音質

重低音 ☆☆
低音  ☆☆★
中音  ☆☆☆
中高音 ☆☆☆☆
高音  ☆☆



まとめ


若者向けというより割と玄人向けな気がするE1000。
音量も取り難いですし、「中高音の明るさ」か「低音の量感」どちらを取るかと考えると後者を選ぶ若人が多いような気がします。


正直finalならE2000以上を購入したほうが満足感は高いのではないかなあと愚考してしまいます。
個人的なオススメはやはりE2000/E3000ですねえ。

ただE1000の音が気に入った方には是非MDR-Z1000を聞いてみていただきたい。
カマボコカテゴリでのZ1000は本当におすすめです。


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