※このレビューはリスニングオンリーの素人の感想です
特徴
パーツごとの分解が可能でオーナー自身での交換修理を推奨されている製品。
メーカー保証はなく、あくまで業務用と割り切っての購入が必要です。
初期不良のみは対応のようです。
初期不良のみは対応のようです。
非常に軽く良好な装着感。
ですがイヤーパッドが浅く、耳がドライバに当たる場合があるようです。
購入時には要試着といえます。
ノーマルな3.5mm端子のイヤホンジャックでなく、一回り大きめの6.3mmの端子のケーブルしか付属しません。
一般的なプレイヤーに装着するなら別途MUC-S12SM1のようなケーブルが必要になります。
MDR-Z1000のケーブルでもそのまま装着できるのでオススメです。
MDR-Z1000のケーブルでもそのまま装着できるのでオススメです。
本体は信頼のMADE IN JAPAN。
海外へのお土産に最適。
音質
- 非常に弱い高音
- 少し強めの低音
- 徹底的に刺さらず痛くないバランス
断言できますが高域は本当に弱いです。
手持ちでは一番弱いと思っていたCD900STより遥かに弱く感じます。
楽器にしてもギターやドラムの高音部が弱いので本当に独特。
弦やハイハットの上の音圧の薄さは好みが分かれそうです。
普通に思い描くリアルな音というのとは少し違うと思います。
低音からボーカルまでの音圧は強いです。
聴き比べてもここはZ1000やCD900STよりも量感を感じます。
しかしモニター用としてこれだけ低音が強いのは珍しいかもしれません。
耳へのダメージは非常に低くコントロールされていて、これならば騒音性難聴にもなり難いでしょうか。
例えば楽器を演奏する子供に与えるならこれくらいの方が安心できるかもしれません。
ただ少ない高音を聞き取るために音量をあげるならこの限りではないと思います。
個人的な聴覚上の音圧
重低音 ☆☆☆
低音 ☆☆☆☆
中音 ☆☆☆★
中高音 ☆☆★
高音 ☆★
低音 ☆☆☆☆
中音 ☆☆☆★
中高音 ☆☆★
高音 ☆★
まとめ
リスニング用としては本当にオススメしません。
個人的にはドラムとギターがとても残念に聞こえます。
高域があまり質が良くなく低域の響きが良好な音源とはマッチするかもしれません。
ただこのような音質を持つヘッドホンは確かに他に無いような気もします。
例えば自分の声をモニターするのにはこのヘッドホンが最適なのかも。
高域があまり質が良くなく低域の響きが良好な音源とはマッチするかもしれません。
ただこのような音質を持つヘッドホンは確かに他に無いような気もします。
例えば自分の声をモニターするのにはこのヘッドホンが最適なのかも。
色々語りましたが、MDR-M1STはあくまでモニター用のプロ機だということだと思います。
ですのでそれ専門の方のレビューをお読みになるのが一番です 、とここまでの時間を返せと言われかねない結論で締めくくりましょう。
お気に入り度:☆☆☆
このヘッドホンとMDR-Z7M2の開発者さんが同じで驚きました。
あれは本当に高音から低音までフラットというしかないバランスで、このような音質がモニターに向いているのではないかなと個人的に想像していました。
やはり素人にスタジオモニターの世界はうかがいしれないところがありますね。
開発者さんへのインタビュー
- https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/1202642.html
- https://www.phileweb.com/interview/article/201811/02/592.html
インタビューにあるように音が広がらずに近くでなっているように錯覚させるために高音の量感を徹底的に抑えているのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿