SONY NW-A100のファーストインプレッション

2019年11月1日金曜日

SONY NW-A100

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NW-A100





新型のAndoroid採用Walkman「NW-A100」が発売されました。
A30・A40・A50ときたので当然次はA60の出番だろうなと思っていただけに驚きが隠せません。
予想するにZXシリーズが3桁なのでそれにあわせてきたのでは?

と思っていたのですが、ZX100・ZX200・ZX300ときてのZX500
な…なんとなく適当に数字を飛ばしてるように見えますが深慮あってのことでしょう。


前機種のNW-A55をポータブル機として愛用していますがこれはなかなかよく出来た機種です。
サイズから考えられないような高音質でこれでIER-Z1Rを試聴して購入を決めた思い入れのある機種。
UIアイコンの違うラブライブ版のセカンド機すら購入してしまうくらい気に入っています。


では、令和の時代に満を持して登場したその後継機の実力は如何なものでしょうか。


ファーストインプレッション






Andoroidを搭載しているのでまるでスマホのような操作感です。
視覚的にわかりやすいのでこれは優れていると思います。
ただ若干サイズは小さいので操作性は難がなくもないかも。


AmazonMusicHDのアプリも当然インストールすることが出来、問題なく使用可能。
ほとんど操作遅延を感じることもなく快適です。

ただ通信はWIFIにしか対応していないので、ストリーミングは自宅限定の機能といえるかもしれません。
iPhoneとテザリングするならそもそもiPhoneで再生すればいいですし、その用途ならNW-A50のUSBDAC機能かBluetoothレシーバー機能でもよいと思います。



音質はNW-A50との比較では聞き分けが出来ず、ほぼ同等に感じます。
NW-A50はかなり音質が良いのでA100も問題なく良いと感じる音質。

バランス接続が必要ない方にはこれで本当に必要十分なのでは。
もちろん据え置き機と比較すると低音の量感など劣ってはいるのですが、ポータブルとしては文句の付けようがないと思います。


欠点としてはディスプレイがONだと結構発熱があることですね。
持てないほどではないですが人肌より暖かくなるように感じます。
NW-A50はほぼ発熱はなかったのでここはウィークポイント。

16Gモデルでは10Gがシステムに使われていて実質6Gのみが音楽データ用の容量になります。
ほぼマイクロSD必須なので、少し高くても上の容量のモデルを購入した方がいいかもしれません。


嬉しい誤算だったのは、ディスプレイの色温度がかなり高くきれいに感じます。
青みがかったディスプレイでこの点はA50よりもかなり美しい。


まとめ


AndoroidバージョンのAシーリズとして、前機の高音質をそのままに操作性の改善が随所にみられ、動作も機敏でとりあえず合格点をつけたい。
Andoroidが必要ならA100、USBDACとBluetoothレシーバーが必要ならA50シリーズと棲み分けも出来ていると思います。


ストリーミングを外で使うのは難しいので、AmazonMusicHDのダウンロードモードで先に好みの楽曲を本体に入れる使い方が良いでしょう。
MoraQualitasの使い勝手は…あれについてはノーコメントです。

NW-A50が音楽を聞くだけの道具だったのに対して、やはりストリーミングと連携出来る利便性は現代では必須と感じます。
ただA50のシンプルな操作性もそれはそれでわかりやすく魅力はあると思います。


高い完成度のNW-A100は購入して全く損はない機種だと思います。
個人的にはDAPにこれ以上特に求める機能はないような気さえしています。

6代目になる伝統のSONYノーマル接続Walkman、そのハイエンド機を是非一度試してみて頂きたい。


NW-A100のレビュー 暇つぶしオーディオ

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