DT1770のイヤーパッド

2019年6月15日土曜日

beyerdynamic DT1770

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イヤーパッド交換システム





この切れ込みの手前の出っ張りにイヤーパッドを引っ掛けて回すだけで取り付けられるというコペルニクス的発明。
非常に手軽で20秒もあれば交換できて素晴らしいです。

ただ個人的には合皮のイヤーパッドしか使用していないのでそこまで多様するシステムでもないかもしれませんね。
今回の両方の聴き比べでは非常に重宝しました。



ベロアと合皮





手前が合皮で奥がベロアです。
合皮はツルツルでベロアはゴワゴワな手触りでそこはよくある普通の感触と言えます。

ベロア

ベロアが標準付属のイヤーパッドで基本試聴にはこれが付属していると思います。
合皮に比べると開放的な音質で密閉感が薄く外音の遮断感は薄いです。

低音が比較的弱まり高音が抜けるような音になるので全体として弱ドンシャリといえるような音質になります。
それでも十分低音は強めですが個人的には合皮のほうが好みかも。

音の圧迫感と蒸れが少ないような気がするので、室内で長時間使用するならこちらのほうが良いかもしれません。

合皮

密閉感が強くなり、外音の影響が少し弱まります。
密閉型ヘッドホンらしい音質になるといえるかもしれません。

低音がかなり強まり圧迫感のある低音になります。
特徴的なので好みは分かれるかもしれませんが個人的には好み。
試聴できるなら是非この合皮の音質を試していただきたい。

ただ本当に低音は強いので映画鑑賞などには向いていないかもしれません。
バランスはベロアのほうがよいかも?




まとめ


購入したユーザーならどちらも試してみるでしょうし特に参考にならない記事ですね。
これから購入を考えておられる方はできれば両方試聴してみていただきたい。

合皮のほうが個人的には好み。
他のヘッドホンではあまりない音質なので評価されるのもわかります。
なにか濃厚な感じの音がしますねー。


次回はDT1770のレビューの予定です。




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