特徴
装着感は普通に良好ですが、ケーブル抜きの388gの重量はかなり重めに感じます。
ケーブルは片出しですが、端子はオーソドックスなピン端子ではありません(ミニXLR)。
ですがカールケーブルの予備も付属していて断線には困らないと思います。
ソフトケースの収納に交換用のイヤーパッドとケーブルが収納されています。
高級ヘッドホンにはこのような収納箱がほしいと常々。
2種類のイヤーパッドが付属しています。
https://himaaudio.blogspot.com/2019/06/dt1770_15.html
この記事でも紹介しましたがこの簡単取り付けシステムが好印象。
付属品に関しては全く文句のつけようがありません。
過不足なく必要な物が収まっていてドイツのこだわりを感じます。
本体の音質としては低音寄りの音質。
ただ中高域も悪くなく低音強めのドンシャリ気味の音質と言えます。
ベロアと合皮でかなり音質が違います。
ベロアは高音が開放的で弱く、合皮は密閉的で低音も高音も濃密な印象。
個人的には合皮がおすすめです。
高音の量感はそれほどなく粗い音質の楽曲も楽しく聞かせてくれます。
音楽を楽しむには最良と言える音のバランスだと思います。
個人的な聴覚上の音圧
ベロア
重低音 ☆☆☆
低音 ☆☆☆☆
中音 ☆☆☆
中高音 ☆☆☆
高音 ☆☆★
低音 ☆☆☆☆
中音 ☆☆☆
中高音 ☆☆☆
高音 ☆☆★
合皮
重低音 ☆☆☆★
低音 ☆☆☆☆★
中音 ☆☆☆
中高音 ☆☆☆★
高音 ☆☆☆
F特はこの方がベロア・合皮と詳しく検証されています。
他にも探せば色々と調べておられる方がいて愛されている機種だと感じます。
個人的には評判に違わない素晴らしい音質だと思いました。
多少強めの低音も音楽鑑賞には良い方に働きます。
ただ欠点としてやはり重量は重いので長時間の使用には向いていないと思います。
あと音楽でない音を聞く場合は低音の強さが少し気になりますね。
比較対象になりそうなMDR-Z7M2あたりと比べると聞き疲れしにくいフラットさではZ7M2を選ぶかもしれません。
音の楽しさではDT1770をオススメ。
ケーブルが片出しなのも煩わしくなくてポイントが高いです。
今の価格なら密閉型のオススメ機種の頂点の一つなのは間違いありません。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/207772/(この正規代理店さんから手に入ります)
低音重視な密閉型をお探しならイチオシ。
個人的にはもう少し軽いと本当に文句のつけようがないですね。
軽い新型がでるようなら絶対に購入したいと思います。
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